トラリピとは?
トラリピとは「トラップリピートイフダン®」という注文方法の略称で、マネースクエアHDが特許を取得している売買のロジックです。

コンセプトとしては24時間相場を監視することができない主婦やサラリーマンの方におすすめの手法らしいです。
エントリーの上限や下限の価格を決定すると、添付画像のように一定間隔で指値注文(トラップ)を設定し、システムが自動で売買を繰り返してくれます。

詳細は以下のリンクから確認することができます。
ハーフ&ハーフを実装する
ハーフ&ハーフとは、仕掛ける範囲(=レンジ)の上半分に売りのトラリピ、下半分に買いのトラリピを仕掛ける方法のことです。
もともとトラリピは設定した下限と上限の範囲内で動くことを前提としているため、レンジの上半分は売りのみ、下半分は買いのみとしているわけですね。

バックテスト結果
※動作が重たいため始値のみのモデルでテストを実施しています。本EAは一定幅でエントリーを繰り返す単純なロジックなのでそこまで結果に大きな差は出ないと思います。

プロフィットファクターや勝率などは良い精度となっていますが、やはりトラリピのデメリットでもある含み損が気になりますね。
バックテスト結果としては素晴らしい結果になりましたが、それは当たり前でトラリピはレンジの範囲さえ正しく設定できていれば利益を順調に伸ばすことができます。
また5年間という長いバックテスト期間でテストをしましたが、実際に運用する場合は定期的に上限と下限のレンジを変更して相場にあった設定を行う必要があります。